会社設立の方法を詳しくご案内
自分の会社なのだから手続きなど全て自分でやりたい。そんな方も多いのではないでしょうか。年間1000件以上の会社設立実績を誇る私達が、そんなあなたにノウハウを提供します。8つのステップに沿って進んでいけば、手続きをスムーズに進められます。必要な書類の書式もステップごとに紹介しています。
ステップ1 会社設立費用について
「1円で会社が作れる。」
そんなことを聞いたことはありませんか?
確かに、新会社法の施行により最低資本金の規制はなくなり、資本金が1円でも会社が設立できるようになりました。しかし、「1円」というのはあくまでも資本金のことで、実際には「1円」で会社を設立できるわけではありません。手続きの過程で必要となってくる手続き費用があります。
まずは、会社を設立する場合には、どれくらいのお金が必要となるかを確認してみましょう。
ステップ2 会社設立時に決める事
費用に問題がなければ、いよいよ会社設立の準備に入っていきます。
ここで決める事項は、あなたの会社の根幹となります。
特に重要となるのが、「会社名」「本店所在地」「決算月」です。
会社設立後に変更することもできますが、これらの事項の変更には大変な労力がかかります。
(登記上の手続きはそれほど難しくありませんが、その後の連絡などがとても大変です。)
後々後悔することがないように、しっかりと決めましょう。
ステップ3 印鑑を作る
「ステップ7 登記申請」の段階で、会社の代表者印が必要となります。
認印と違い、はんこ屋さんに行ってすぐに受け取れるというものではありませんので、この段階で注文をしておくと良いでしょう。
当社をご利用いただいた方には、格安印鑑を発注するサービスもしています。
ステップ4 印鑑証明書
手続きには、発起人と役員の印鑑証明書が必要となります。
発起人や役員が複数にわたる場合には、必要な印鑑証明書がすぐにそろわないこともありますし、自動車を持っていない方は印鑑登録をしていないこともあります。
また、定款を作る際には、発起人・取締役の名前と住所を印鑑証明書どおりに書く必要があります。会社設立に参画する人が固まった段階で必要となる印鑑証明書を集めておくと良いでしょう。
ステップ5 定款を作る
「ステップ7 登記申請」の際に添付する定款を作る必要があります。
定款は会社の憲法ともいえる大変重要なもので、その作成には守らなければならないルールもあります。
当社では、自分で会社を作りたい方の参考となるよう、定款のサンプルも提供しています。
ステップ6 資本金を払い込む
定款を公証人役場で認証してもらったら、資本金を払い込む手続きに移ります。
新会社法の下では、銀行などに証明してもらう必要はなく、新規で作った口座に入金します。
この際にも、多少変わったルールがありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。
ステップ7 登記申請する
いよいよ、設立登記を申請します。
登記の申請の際には、定款や払込証明書など、今までに準備してきたものの他にも必要な書類があります。
登記の申請から完了までには、約10日ほどかかります。(法務局の処理状況により異なります。)
ステップ8 会社設立後の手続き
登記完了をもって、手続きも完了となります。
登記が完了したからといって、ほっとしてはいけません。
「通帳の作成」「税務署への届出」「社会保険事務所への届出」など、やらなければならないことはたくさんあります。
これらの手続きを忘れていると、過料などの罰則を受けることもあります。
忘れないうちに、必要な届出をしておきましょう。
会社設立の書式サンプルダウンロード
手続きに必要となる書類のサンプルを無料でダウンロードできます。
各書式の使用方法等については、各手続きを説明する過程で紹介していますのでそちらをご参照ください。ここで紹介している書式が、あなたの作りたい会社形態に対応しているとは限りません。あくまでも参考資料としてご利用いただくようお願いいたします。