旅費交通費

電車やバスの料金、タクシー代金、定期券、高速料金、ガソリン代、出張に伴う宿泊費、日当、駐車代金など、旅費交通費に該当するものは数多いです。

注意点を列挙します。
１．バスや電車など領収書が出ない、いちいち請求していられない、そういう場合は、精算書を作成して保管しておくといいでしょう。
日付、交通機関と乗車区間、交通費用等の詳細を記載します。
出張の際も同様です。
宿泊費用や日当の額も記載し、併せて、出張の目的、業務も記載しておくといいです。

２．毎回、精算書を作るのは面倒な場合、ＳＵＩＣＡにチャージする方法が面倒がなくていいです。
その場合、定期的に、明細を印字しておくことをお奨めします。
税務調査の際、会社がキッチリ管理されていることをアピールできます。

３．自動車を通勤手段とする場合の、非課税枠は以下の通り。
・片道２キロ以上10キロ未満…4100円
・片道10キロ以上15キロ未満…6500円
・片道15キロ以上25キロ未満…11300円
・片道25キロ以上35キロ未満…16100円
・片道35キロ以上45キロ未満…20900円
・片道45キロ以上…24500円

４．通勤交通費については、月額10万円を超える場合は、越えた部分は個人の所得として、課税対象になります。

交通費105000円を支払った際の仕訳です。
（借方）交通費100000／（貸方）現金105000
（借方）給料手当5000
（借方）給料手当は、課税対象です。

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