会社設立のPROトップ > 稼げる!起業アイディア>第91話
スマホ版起業
スマホ版起業について考えてみました。
2014年7月17日更新
第91話 スマホ版起業 |
設立ちゃん:スマートフォンを持つ人が増えたわね。 起業君:スマホがあれば、外出中でも気軽に情報収集ができますよね。 設立ちゃん:モバイルユーザーのシェアが急速に拡大してきているということね。 博士:それは世界に共通した傾向じゃな。 起業君:グーグルの会員制eコマースサイトでマルチスクリーン対応のサイトリニューアルをしたら、モバイル端末からのアクセスが増えて、売上の4割以上がモバイル経由になっているそうですよ。 博士:グーグルでは、モバイルユーザーに向けた広告サービスを充実させると共に、Webサイトのオーナーに向けても、スマートフォンやタブレットからも見やすいように、サイトのマルチスクリーン化を呼び掛けているんじゃよ。 設立ちゃん:そうなんだあ。 博士:中小の店舗でもWebサイトを持つことは必須だが、スマホが普及したことで、若い起業者の中では、サイトのページ制作や情報更新も、すべてスマートフォンで行う人達が増えてきたようじゃのう。 起業君:スマホユーザーが見やすいサイトを作るには、ページ制作もスマホで行うことは理に適っていますよね。 設立ちゃん:簡単にできるのかしら? 起業君:日本でも、スマホだけでサイト制作ができるサービスは幾つかあって、専用のアプリをダウンロードすれば、HTMLの専門知識がなくても、iPhoneやiPadから簡単にサイトを制作して公開できますよ。 博士:開業資金を抑えたスマホ起業が現実的になってきたということじゃのう。 起業君:たしかにそうですね。 博士:サイト内で商品を販売したり、カタログ機能に従って、商品の写真、紹介文、販売価格を設定していけば、クレジットカード決済に対応した本格的なオンラインショップをも立ち上げることができるんじゃよ。 設立ちゃん:へえ~。それなら、サイドビジネスの人でも自分の公式サイトを手軽に立ち上げることができるわね。 博士:さらに顧客が持つスマートフォンに対して適切な情報をプッシュ配信するというロケーションマーケティングが普及しはじめているのう。 設立ちゃん:どんなものなの? 博士:例えば、アメリカの大手百貨店では、顧客が店内に入ると、顧客のスマートフォンにセール情報を配信して、買い物の誘導をするんじゃよ。支払いもスマートフォンから代金の自動決済をすることが可能なんじゃ。 設立ちゃん:へえ~。 博士:顧客が店内をどのように歩いているのかをトラッキングして、長い時間立ち止まって、購入を迷っている商品に対して、特別な割引クーポンを顧客のスマートフォンに自動配信することもできるんじゃよ。 起業君:商品を買おうか迷っている時に、電子クーポンが届けば、思わず買ってしまいますね。 設立ちゃん:どんな仕組みになっているの? 博士:アイビーコンという近距離無線通信の技術を利用したものなんじゃ。店内のいろんな場所に設置された小出力の送信機から発信される電波を、顧客のスマートフォンが受信するという仕組みなんじゃよ。 設立ちゃん:なるほどねえ。 博士:以前、フードトラックの話をしたじゃろう? 起業君:店主がツイッターやフェイスブックに出店場所を投稿しながら走行しているんでしたよね。 博士:じゃが、顧客が店主のアカウントをフォローしていないと、情報を伝えることができないし、店主が忙しい時には、複数のSNSに投稿する時間もないし、リアルタイムでトラックの現在地を知らせることが難しいのう。 起業君:たしかにそうですね。 博士:そこで、Truckilyというアプリを使うと、トラックの位置情報をプッシュ送信するだけで、店主のSNSアカウントが自動更新されて、アプリ利用者に現在地をリアルタイムで知らせることができるんじゃよ。 起業君:それはいいですね。 博士:スモールビジネスに役立つスマホアプリの開発は加速するじゃろうし、パソコンを使わずに、スマホのみで仕事をする起業者が、従来の常識を壊す新しいビジネススタイルを築いていくことになるんじゃろうな。 稼げる!起業アイディアを発掘!のTOPへ戻る |