会社設立のPROトップ > 稼げる!起業アイディア>第58話
定期購読
定期購読について考えてみました。
2013年9月19日更新
第58話 定期購読 |
設立ちゃん:あっ!忘れてたわ! 起業君:どうかしたんですか? 設立ちゃん:月刊誌の発売日、昨日だったの忘れていたわ。 起業君:僕は絶対に忘れませんよ! 設立ちゃん:あら、どうして? 起業君:定期購読を申し込んでいるんですよ。 博士:それなら、買い忘れることがないのう。 設立ちゃん:そういえば、この間ある品物を注文したら、定期コースの案内が入っていたわ。 起業君:僕も見たことあります。最近多いですよね。 博士:リピート率を上げるための手段じゃな。初めて店に行ったお客が、次回も来店してくれる割合は、良くても3割前後と言われているんじゃ。 設立ちゃん:じゃあ残り7割は、初回のみの利用で終わってしまうの? 博士:それが消費者の習性と言われておる。 起業君:お店にしてみれば、リピート率をあげなくてはいけませんね。 博士:日常生活で、定期的な購入を繰り返している商材は多いじゃろう。しかも、米、調味料、ビール、ペットフード、子どものおむつ、化粧品、スキンケア用品などは、気に入った商品を一度見つけてしまえば、それが継続的に購入されることが多いのう。 設立ちゃん:確かにそうね。 博士:ただし、どの店で買うのかまでは決めてはいない。 起業君:同じ商品なら、金額の安いお店を選んで買いますよね。 博士:そこで、リピート購入が多い商材に対しては、定期お得便というサービスを用意している所が増えておるんじゃよ。 起業君:消費者にすれば、買い忘れることもなく値段も割引価格になり、店側からみれば、これ以上のリピート客はないということですね。 設立ちゃん:どんなものがあるのかしら? 博士:使い捨てカミソリは地味な商材だが、日々の身だしなみに欠かせない道具であり、リピート購入による顧客生涯価値が高いことから、アメリカで年間約100億ドルの市場があるとみられておる。 設立ちゃん:へえ~。 博士:毎日使うという点では、習慣性のある食品も、定期購買に適した商材といえるのう。たとえば、コーヒー、紅茶などは習慣性のある飲み物であり、リピート客を獲得しやすいじゃろう。 起業君:なるほど。 博士:他には、育毛剤の定期販売というのもあるのう。 設立ちゃん:育毛剤? 博士:育毛剤は効果を実感するまでには、長期間使用しなくてはいけないが、同プログラムを利用すれば、ドラッグストアでリピート購入するのと比べてかなりの節約効果があるんじゃよ。また、定期購入者の育毛に対するモチベーションを維持させるため、毎日使うことで、頭髪がどのように変化しているのかを、写真日記として記録していけるiPhoneアプリも提供しておるんじゃ。 設立ちゃん:すごいアイデアね! 博士:定期的に発送するのであれば効率が良く、顧客との関係を長続きさせることができるのう。苦労して獲得した新規の客を1回の注文のみで逃してしまうのではなく、定期購買サービスを導入することで、一人の顧客から長期にわたり得られる収益を高めていくことが課題かもしれんのう。 稼げる!起業アイディアを発掘!のTOPへ戻る |