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出会い
出会いについて考えてみました。
2013年8月10日更新
第54話 出会い |
設立ちゃん:この前、新幹線に乗った時ね・・・。 起業君:何かあったんですか? 設立ちゃん:隣に座った人が偶然同じ学校の出身だったの。 起業君:それはすごい偶然ですね。 博士:偶然ではなくて、それをサービスにしているプラットフォームがあるんじゃよ。 起業君:どういうことですか? 博士:KLMオランダ航空のオンライン予約には、乗客が自分のプロフィールを任意で公開できるオプションサービスがあるんじゃよ。座席を予約する際、プロフィールを公開している搭乗者の中から、ビジネスの繋がりが期待できる人や同じ学校の卒業生などの隣席を指定することができるというわけじゃ。 起業君:へえ~。 博士:海外旅行などで長時間飛行機に乗る場合は、隣りの人によって、旅の楽しさが大きく変わってくるじゃろう? 設立ちゃん:でも、最初から分かっていたら、サプライズはなくなっちゃうわね。 博士:しかし、座席を共にするだけでなく、搭乗前の待ち時間を楽しんだり、空港からホテルまでタクシーで相乗りしたり、交流のメリットは大きいと思うぞ。 設立ちゃん:他の分野でも同じようなサービスが利用されているのかしら? 博士:シンガポールではテニスクラブのソーシャルマッチングサイトで、レッスンの参加者を募集する際に、申し込んでいる人の性別、年齢、学歴、自己紹介メッセージ、友達関係などが確認できるようになっておるのう。 起業君:それだと、一人で参加する人の抵抗が少ないかもしれませんね。 設立ちゃん:それにスポーツの場合は、自分のレベルに合った人を選びたいから、事前情報があれば、ありがたいわね。 博士:仕事や趣味、婚活などの新しい出会いのマッチングの際にも、トラブルになるリスクが少ないじゃろう。 起業君:確かに、過去のデータを分析すれば、マッチングの精度は高まるはずですよね。まあ、絶対はありませんけど。 設立ちゃん:でも、それが人間関係の魅力だと思うわ。 博士:うむ。あくまでも、対面による出会いの印象を重視しながら、客観的な相性判定ができる仲介システムとして活用されていくのが望ましいかもしれんのう。 稼げる!起業アイディアを発掘!のTOPへ戻る |