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シニア向けビジネス
シニア向けビジネスについて考えてみました。
2013年7月29日更新
第51話 シニア向けビジネス |
設立ちゃん:年金支給を68歳に引き上げようという案が出ているって聞いたんだけど‥。 博士:平均寿命も延びているなかで、年金制度を維持していくためというのが理由らしいのう。 設立ちゃん:でも、全員が元気に歳を重ねられるわけじゃないわよね。 起業君:会社の定年も65歳に引き上げられようとしているけど、それでも3年間は無収入ということですよね。 博士:うむ。元気なうちはできるだけ働いて貯金を減らさないことが、これからの老後設計の基本になるのう。 起業君:でも働くといっても、高齢者向けのアルバイトは少ないですよね? 博士:今、海外では自分のビジネスを持つという生き方が注目されておるんじゃよ。 起業君:起業するってことですか? 博士:欧米では75歳以上の後期高齢者が起業するケースが増えてきていて、シニア・アントレプレナー、グレー・アントレプレナーとして注目されておるんじゃよ。 設立ちゃん:そんなに起業する高齢者の人がいるの? 博士:米国の起業者のおよそ2割が55歳~64歳の層で、最近では、それよりも高齢の人達が起業するケースも増えているらしいのう。 起業君:へえ~。何か理由があるんですか? 博士:自宅を事務所にして、資本が少なくても起業できるスモールビジネスが浸透してきているのが主な理由じゃな。 起業君:それならリスクも少ないというわけですね。 設立ちゃん:例えば、どんな分野で起業するのかしら? 博士:自分と同じ世代か、それよりも上の世代が求めているサービスや商品を手掛けることで成功している人が多いようじゃな。 起業君:そうか。高齢者だからこそ、高齢者にとってどんな物が必要とされているのかわかるんですね。 設立ちゃん:若い起業家では、なかなか気づかないわよね。 博士:それにオンラインでビジネスを展開することができれば、様々なハンディも取り除いてくれる。 起業君:ふんふん。 博士:体力的な衰えはあっても、ビジネスに必要なバイタリティと事業のアイデアさえあれば、高齢者であっても起業することは可能ということじゃよ。 設立ちゃん:なるほどね。 博士:最近では、89歳の女性が、歩行用のステッキに造花をあしらった商品を販売して、成功したのが話題になっておる。 設立ちゃん:すごいわね。 博士:日本の平均寿命は、男性が80歳、女性が86歳じゃ。 定年退職してからの25年以上ある人生を、どのように過ごすのかが課題になっている。好きな趣味をしながら、悠々自適に暮らすというプランも悪くはないが、やはり、仕事を持ち続けることが、生き甲斐や喜びになる人も多い。 全員が簡単に起業できるというわけではないが、シニアの起業支援は、セカンドライフ市場として捉えていくべきであり、それが、年金問題や雇用問題を解決する糸口にもなるかもしれんのう。 稼げる!起業アイディアを発掘!のTOPへ戻る |