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ネットスーパー
ネットスーパーについて考えてみました。
2013年6月24日更新
第51話 ネットスーパー |
起業君:わあ、随分たくさん買い物したんですね。重かったでしょう? 設立ちゃん:大丈夫!ネットスーパーで買ったのよ。 起業君:ああ。最近、大手スーパーが参入しているようですね。 博士:うむ。前にドライブスルー型のスーパーの話をした時に比べて、かなり盛んになっておるのう。 設立ちゃん:テレビCMでもやっているものね。 起業君:生協にもオンラインの注文があるけど、同類なんでしょうか? 博士:生鮮品の宅配サービスは、大きく分けて二つの形態があるんじゃよ。 起業君:二つですか? 博士:一つは店舗型と呼ばれるもので、スーパーマーケットが店舗販売と並行しながら、宅配サービスを行う方式じゃ。もう一つはセンター型と呼ばれ、専用の生鮮品加工場や配送センターを設置して、宅配サービスの拠点にする方式じゃな。 起業君:なるほど。 博士:生協はセンター型の代表といえるのう。 設立ちゃん:でも店舗型なら、希望の商品を午後3時頃までに注文すると即日配送されるけど、センター型だと、注文した商品が届くのは、1週間後の配送なのよね。 博士:そうじゃな。でも、センター型の場合は、商品カタログが非常に充実していて、生鮮品や日用品の他にも、お中元、お歳暮などのギフト用のカタログや衣料品、化粧品のカタログなども同封されるので、買い物に行かれない人にとっては便利じゃろう。 起業君:たしかにそうですね。高齢者や運転ができない人には全てが揃うのは助かりますよね。 博士:そこで重要なのは配送料じゃな。 設立ちゃん:そうね。配送料が高いと敬遠するかも。 博士:うむ。センター型だとグループ購入すれば配送料が無料になっておる。配送料を低く抑えた分、一回の注文単価を高くできるかがスーパー側の課題じゃな。 起業君:食料品の宅配って、日持ちがしやすい加工品や冷凍品を扱う割合が高い気がします。 設立ちゃん:たしかに新鮮な野菜や魚介類が買えたらうれしいわよね。 博士:日本の生鮮品宅配は、店舗販売の売上規模に比べれば、まだ1~2%のシェアしかないんじゃよ。 これから車を使えない高齢者が増えていく中で、もっと多様なサービスの形態が考えれば、小売業者だけでなく、生鮮品の生産者、物流業者、ITシステム会社などが、それぞれの立場で参入できる可能性があるかもしれんのう。 稼げる!起業アイディアを発掘!のTOPへ戻る |