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ウェアラブルコンピュータ
ウェアラブルコンピュータについて考えてみました。
2013年5月28日更新
第49話 ウェアラブルコンピュータ |
設立ちゃん:そのリストバンドすてきね。 起業君:これナイキのフューエルバンド。 日本ではまだ発売されていないんですよ。 設立ちゃん:LEDランプがついているけど、何をするものなの? 起業君:内蔵されているセンサーで、毎日の活動量が記録されているんです。 博士:ウェアラブルコンピュータじゃな。これからの注目の分野じゃ。 設立ちゃん:ウェアラブルコンピュータ?へぇ。どんなものなの? 博士:例えば、メガネに、超小型のディスプレイ、カメラ、骨伝導方式の音声装置、メモリー、無線機能が装着されているグーグルグラスやスマートフォン用のアプリとして普及しておる、拡張現実と呼ばれる技術じゃよ。 設立ちゃん:ちょっと想像がつかないわ。 博士:他にもみずほ銀行が配布している、ATM・店舗検索アプリなどもあるぞ。 起業君:それ使ったことあります。 スマートフォンで歩行中の風景を映し出すと、目的地までナビゲーションしてくれるんです。 設立ちゃん:へぇ~。 起業君:リアルな風景の中に矢印が映し出されるので、地図を見ながら歩くよりもわかりやすかったですよ。 博士:日産が今年の北米自動車ショーで発表した「インフィニティQ50」のカタログはスマートフォンでかざすと、ビデオやスライドショーなど、インタラクティブな情報にアクセスできるようになっておる。 設立ちゃん:すごいのね。 博士:スキー用ゴーグルに各種センサーが組み込まれていてゴーグルのレンズを通して、滑走中の速度、滑走タイム、距離、気温、気圧などを確認することができるというのもあるんじゃよ。 起業君:サッカーシューズの中敷きパッドとして装着できるデバイスで、そのシューズを履いて試合をすると、ピッチ上の動き方やシュート速度などを計測することができるというのもありますよね。 博士:スポーツウエアの中にも、各種のセンサーやコンピューターを組み込もうとする研究がされておるが、これを医療分野に応用した事例もあるのう。 設立ちゃん:どんなふうに? 博士:導電性のある繊維と、シャツの裾に埋め込まれたセンサーで、着用者の心拍数、呼吸数、体温、皮膚の水分量、心電図などを測定して、iPhoneのアプリでデータを管理したり、医師に送信したりできるんじゃよ。 設立ちゃん:へえ~。 博士:自動車などにもこの技術を応用し、渋滞が起こる前兆をセンサーから送られてくるデータによって検出し、各車両に装着されているクルーズコントロールシステムが車間距離を自動的に調整することで、渋滞を防ぐことができるかもしれんのう。 起業君:ウェアラブルコンピュータの参入商機が見込める業界は数多くありそうですね。 博士:そうじゃな。ウェアラブル・コンピュータの将来は、人間に足りない力をアシストすることにより、運動能力を高めたり、病気を未然に防ぐことや老化をリカバーすることにも使われていくことになるじゃろうな。 稼げる!起業アイディアを発掘!のTOPへ戻る |