会社設立のPROトップ > 稼げる!起業アイディア>第40話
移動販売
移動販売の在り方について考えてみました。
2013年2月19日更新
第40話 移動販売 |
設立ちゃん:2丁目に新しくできたお店、あまり人が入ってないわね。
起業君:僕はおいしいと思いますけどね。立地条件が悪いんでしょうか。 設立ちゃん:そうねえ。でも、一度店舗を構えたら場所を移動するのは難しいわよね。お金もかかるし、飲食店経営は難しいわね。 博士:店舗を持たないという選択肢もあるぞ。 起業君:どういうことですか? 博士:移動販売じゃよ。 設立ちゃん:ああ、時々やって来るお豆腐屋さんみたいなもの? 博士:まあ、それも移動販売のひとつだが、米国では、こだわりの食材を活かした高級志向の創作料理も人気らしいのう。 起業君:と言うと? 博士:例えば、神戸牛を使ったハンバーガーや新鮮なロブスターのサンドイッチ、巻き寿司じゃな。平均客単価もランチ時が9ドル、夕食が15ドルとなっておる。 起業君:なかなか高いですね。ちょっとしたレストランという感じでしょうか。 博士:美味しさに加えて、料理を出すスピードも速いから、オフィス街の昼食として人気のようじゃのう。 起業君:なるほど。 博士:何と言っても、ローリスクで開業できるのが魅力じゃ。看板や厨房設備など車を改造しても、実店舗のレストランと比べれば、半分程度の資金で開業できるぞ。 設立ちゃん:平日はオフィス街、週末は公園みたいに、人が集まる所に移動して販売することができるわけだ。 起業君:平日も曜日ごとに場所を移動すればお客に飽きられないかもしれません。 設立ちゃん:あとは、どこに駐車するかが問題ね。 博士:そうじゃな。自治体から許可をもらって公園などの公共スペースに出店したり、条件の良いエリアの私有地を借りたり、最低でも同じ場所に1時間以上は留まっていられるスペースを確保できるかが重要じゃな。 設立ちゃん:飲食業以外には利用できないかしら? 博士:トラックの荷台を丸ごとヘアサロンにした移動式の美容院やペットのグルーミングサービスもあるようじゃ。 起業君:自分から出掛られない人にとっては、嬉しいサービスですね。 設立ちゃん:高齢者をターゲットに、コンビニが電話やネットで注文したものを自宅まで配達してくれるサービスをやっているけど、実際に目で見て買い物したい人は多いと思うわ。 博士:移動販売は集客面で、実店舗よりも機動力に勝っているのが特徴じゃ。高齢者社会が進むと当然、車を運転できない消費者が増えるわけじゃから、移動ビジネスには大きなビジネスチャンスがあると思うぞ。 稼げる!起業アイディアを発掘!のTOPへ戻る |