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修理するということ
使い捨ての時代で、修理して使うということについて、話してみました。
2013年1月24日更新
第37話 修理するということ |
設立ちゃん:見て!携帯、スマホに換えたの。 起業君:いいですね。僕の友達も持っている人、多いですよ。 設立ちゃん:スマートフォンがこんなに出回っているんだから、関連ビジネスもたくさんありそうだよね。 起業君:iPhone用アプリって、面白いものがたくさん出ているけど、儲かるかな? 博士:いやいや。無料ダウンロードや安く販売されるケースが多いから、自分でプログラミングできる人以外が、高収益を上げることはなかなか難しいのう。 起業君:そうなんですか・・・。 博士:それよりも手堅いのは、iPhone用のカバーや充電キットなどの周辺アクセサリーじゃな。 設立ちゃん:ほんと。需要がありそうね。 博士:ただ、新製品が販売されたら既に関連アクセサリーが出来上がっているくらいのスピードがないと成功は厳しいぞ。発売前の正確な商品リサーチとアイデアを迅速に製品化することがポイントじゃな。 起業君:他には、どのようなビジネスが考えられますか? 博士:修理ビジネスなんか、どうじゃ?スマートフォンの破損・故障を修理する二次市場にも、個人事業主が参入してきてるんじゃよ。 起業君:端末自体の価格が高くなっているから、修理して長く使いたいということですかね。 設立ちゃん:でも、個人で修理なんてできるのかしら? 博士:米国で急成長している「iFixit」という会社を知っているかのう。 起業君:いいえ。どんな会社なんですか? 博士:誰もが使える修理マニュアルを無料で公開しておるんじゃよ。「iPhone5」についても、バッテリーの交換方法など21種類の修理方法が写真付きで詳しく解説されているぞ。 設立ちゃん:マニュアルを無料で公開して、どうやって収益をあげているの? 博士:マニュアルを見たユーザーが、 自分で修理するために必要な部品の販売を行っているんじゃよ。 起業君:部品を購入して自分で修理をすれば安く済むということですね。 設立ちゃん:でも、いくら詳しいマニュアルがあっても自分で部品交換って難しいと思うわ。 博士:そう。実際は、修理業者の需要が高いようじゃのう。 部品を大量に購入すると仕入額の割引もあるし、海外へ部品の発送もできるようじゃから、日本で修理業をすることも可能かもしれんのう。 設立ちゃん:部品の販売なら、スマホだけには限らないわね。 博士:そのとおり。修理マニュアルが公開されているのは、アップル製品の他にサムスンやHTC製のスマートフォン、ノートパソコン、タブレット、カメラ、家電製品、ゲーム機、自動車などいろいろあるようじゃ。 起業君:それはすごいですね。 博士:最近の家電製品は、壊れたら買い換えることが主流となっておるが、修理業に注目してみるのも面白いかもしれんのう。 稼げる!起業アイディアを発掘!のTOPへ戻る |