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個人間の取引(貿易)で起業
副業で人気の個人輸入による売買の詳細について話し合います。
2012年12月10日更新
第34話 個人間の取引(貿易)で起業 |
設立ちゃん:新しいバックを買ったんだけど、どう?
起業君:いいですね。日本で見たことがないブランドですね。 設立ちゃん:そうなの。これ海外ブランドなんだけど、日本にはまだ上陸してないと思うわ。 起業君:へえ~。どうやって手に入れたんですか? 設立ちゃん:個人のバイヤーから買ったのよ。 博士:最近流行のBUYMAじゃな。 起業君:今までの輸入品と何か違うんですか? 博士:BUYMAは、海外在住の日本人がバイヤーとして登録し、現地で売られているブランド品とか、日本未上陸の商品を出品販売できるサイトじゃ。 現地で見つけた商品の写真と説明文をサイトに掲載して、注文が入ったら買い付けをして、国際発送をするという仕組みじゃな。 起業君:つまりバイヤーが在庫を抱える必要がないということですか? 博士:うむ。海外在住の日本人がノーリスクでできる副業として人気なんじゃ。 起業君:リスクがないのは魅力的ですね。 博士:無料会員登録をすれば、誰でもバイヤーになることができて、匿名で99品まで出品することができるんじゃよ。 設立ちゃん:ブランドのロゴマークとか、本物であるという証明書や保証書を写真でアップしておけば注文率が高くなりそうね。 起業君:う~ん、でも、匿名で出品してあると、ちょっと信用に欠けませんか? 博士:販売者情報として氏名・住所・電話番号を公開すれば、掲載枠が1,500品まで拡張されるというオプションも用意されておる。 起業君:なるほど。 博士:他のバイヤーよりも成功したいのであれば、日本と現地との価格差が大きな商材や日本では発売されていないレア商品を見つけることが大切じゃな。 設立ちゃん:そうそう、個人の場合、決済方法が難しくないかしら? 起業君:たしかに。ネット上のeコマースは、クレジットカード決済の普及と共に急成長したともいえますよね。ただ、個人でクレジット決済はちょっと‥。 博士:その通り。そこで、アメリカの個人事業主に普及してきたのが、Square(スクエアー)というスマートフォン用の決済システムじゃ。スマートフォンのイヤフォンジャックに専用のカードリーダーを差し込めば、簡単にクレジットカード決済ができるんじゃよ。 起業君:へえ~。 博士:しかも、そのカードリーダーは無料じゃったので、サービス開始から1年で80万台が出荷され、現在のカード決済額が年間40億ドルにまで成長しておる。 設立ちゃん:ふんふん。 博士:カード決済の手数料は、決済代金に対して2.75%で、それ以外の初期費用や基本料金などはかからないんじゃよ。 起業君:簡単に決済ができる手段が整えば、個人でも起業しようとする人は増えるかもしれませんね。 博士:個人でも同じ商品をまとめて仕入れる時は正規の関税がかかるが、小口で行う貿易については、商品の価格が16,666円以下であれば免除されるしのう。 起業君:今後、個人間の売買が注目されそうですね。 稼げる!起業アイディアを発掘!のTOPへ戻る |