会社設立のPROトップ > 稼げる!起業アイディア>第25話
格安航空券に学ぶ
不況の影響下で、賢く旅をする人達が利用する海外旅行サービスについて話し合いました。
2012年4月12日更新
第25話 格安航空券に学ぶ |
設立ちゃん:もうすぐゴールデンウィークね。
起業君:今年は暦の並びと円高で海外旅行の予約が好調のようですよ。 設立ちゃん:都内にも連休前にオープンする新名所があるね。 博士:国内外とも、出かける人が多くなりそうじゃの。 起業君:そういえば日本でもローコストキャリア、通称LCCと呼ばれる「Peach(ピーチ・アビエーション)」が開業して話題になっていますね。 博士:今は国内線のみじゃが、香港、台北、ソウル便の就航も予定されておるそうじゃ。 起業君:そうなれば新幹線と同じくらいの値段で、気軽に海外旅行ができますね。 設立ちゃん:本当!?LCCと従来の航空券って何が違うの? 博士:従来のチケットには、正規運賃と正規割引運賃の2種類の航空券があるんじゃよ。 設立ちゃん:ふんふん。 博士:最も高いチケットは正規運賃なんじゃが、マイレージが付くし、日程や航空便の変更にも柔軟に対応してもらえるのが特長じゃ。 逆に、正規割引運賃は割引価格ではあるが、マイレージの制約やキャンセル料が高いなどの不便さがあるのう。 設立ちゃん:なるほどねえ。 博士:他にも旅行会社が団体割引で仕入れて、ツアーで捌ききれなかった分をバラ売りしているものもあるようじゃよ。 設立ちゃん:じゃあ、隣の座席の人が、自分よりも安い値段で乗っていることもあるわけ? 博士:そう。航空券はフライトの日時までに売ら切らなければならないから、様々な割引販売が行われておるのが現状じゃ。 起業君:利用者からみれば、不透明な部分が多いですよね。 博士:それに対してLCCは最初から定価を格安にしておる。 まあその代わり、機内のサービスは質素で、キャンセル料は高いがのう。 起業君:でも、格安航空券を使って、週末に上海や韓国へ観光やショッピングに出かけることも可能になりそうですね。 設立ちゃん:でも、交通費は安くなっても、宿泊料金は高いんでしょ 博士:アパートホテルはどうじゃ? 設立ちゃん:アパートホテル? 博士:分譲マンションのような施設で料金が部屋単位だから、家族連れや長期滞在の旅行者には安上がりじゃよ。 起業君:聞いたことがあります。 退室する時は鍵をポストに入れるだけとか、支払いはクレジットカードで前払い、食事も部屋のキッチンで自炊が基本なんですよね。 設立ちゃん:人件費を極力省くことで、料金が安くなっているのね 博士:アパートホテル1週間~10日分の宿泊費が、アパート1ヶ月分の家賃とほぼ同額という価格設定になっておるんじゃ。 アパート経営者にとれば、ホテルとして貸していったほうが利益率は高いことになるのう。 起業君:格安航空もアパートホテルも、コストを削減して安価に提供するというところは共通していますね。 博士:うむ。無駄を省くということは、あらゆる事業に必要なことじゃのう。 稼げる!起業アイディアを発掘!のTOPへ戻る |