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子供の安全を守る事業
日本以外の先進国では、子供を守るためのルールがとても厳しく、子供だけで留守番させるこを禁止する国もある。そんなニーズに対応するための起業法をさぐってみましょう。
2012年3月8日更新
第22話 子供の安全を守る事業 |
設立ちゃん:またね~。
起業君:あれ?お客さんだったんですか? 設立ちゃん:違うの。友達の子どもを預かっていたのよ。 起業君:小さな子どもにお留守番は無理ですもんね。 設立ちゃん:そうねえ。それに最近じゃ、小さな子どもじゃなくても危ないわ。 博士:そうじゃよ。外国では子供の留守番を法律で禁止している国もあるくらいじゃ。 設立ちゃん:えっ!?法律で禁止!? 博士:うむ。アメリカのメリーランド州では8歳未満は留守番禁止。 イリノイ州では14歳未満の留守番を法律で禁止されておる。 ニュージーランドでも14歳未満の子ども単独での留守番はご法度じゃ。 学校への送り迎えも同様じゃな。 設立ちゃん:そう言えば、外国の映画やドラマって子供がスクールバスに乗って学校に行く場面が多いわよね。 起業君:そうそう。ベビーシッターとかもよく登場しますよね。 博士:子どもを一人にさせた時の罰則が厳しいから、ベビーシッターの需要が多いようじゃな。 起業君:子どもが一人になるのって、放課後が多いですよね。 博士:そうじゃな。そこで「放課後スクール」を開講するケースが増えておるんじゃよ。 設立ちゃん:日本の学童保育みたいなもの? 博士:日本の学童保育では、学校の宿題をするくらいだが外国では、音楽や美術の体験レスンとか、スポーツ活動とか、バラエティに富んでおるようじゃな。 起業君:でも、夏休みとかはどうなんでしょうか? 親は仕事に出かけてしまいますよね。 博士:イギリスでは、ホリデークラブというものがあって季節に応じた屋外のスポーツや遠足、 屋内ではコンピューターゲーム、ダンス、美術工芸をするカリキュラムもあるんじゃ。 親が、急に出勤になったときでも、前日までに予約をすれば、子どもを預かってもらえるそうじゃ。 設立ちゃん:共働き家庭には、とっても助かるサービスね。自治体の施策なの? 博士:政府からの助成金を受けて、民間事業者も参入できるようじゃよ。 それに、負担を軽くするために、家庭の収入に応じて、最大70%の補助金も受けられるようじゃ。 起業君:それなら、親の負担も減りますね。 博士:外国に比べれば、日本はまだ安全な国かもしれんが、子どもの安全を守るための事業には、成長の余地があるようじゃのう。 稼げる!起業アイディアを発掘!のTOPへ戻る |