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ペットヘルス市場。ペットは家族（第5話）
起業君の飼っている犬のラッキー。犬好きの起業君が、昨今のペットに対するニーズを語っていきます。
2009年2月5日更新
| 第5話 ペットヘルス市場。ペットは家族 |
| 起業君：設立ちゃん、我が家に犬がいることは知っていますよね？ 設立ちゃん：ええ。ラッキーのことでしょう？元気にしている？ 起業君：実は今度、泊まりの研修があって、犬を預かってくれる 人をさがしていたんです。 ペットショップでも良いんですが・・・ラッキーは設立ちゃんに よくなついているので・・・。 差し支えなければ2～3日預かって くれないかなと思いまして。 設立ちゃん：ああ、そういうことならいいわよ。任せといて。 起業君：ありがとうございます。 博士：しかし昔と比べると、ペットが増えたのぉ～。 ２００６年の日本国内の犬の数は、１０歳以下の子供の数を上回る１３１０万匹になったそうじゃ。 世の中変わるもんじゃ。 起業君：変わったのは犬の数だけじゃないですよ。 その役割も大きく変わっているんです。 一昔前は、犬といえば”番犬”というイメージが強かったですが、 今や”家族の一員”として、癒しを求めている人が多いのです。 僕もそのうちの一人ですが。 それにお金もかけます。 予防接種や餌代、トリミング等など計算したら年間30万円ぐらいかかります。 これでも安い方ですよ、多分。 設立ちゃん：随分お金がかかるのねぇ。 起業君：ええ。それに今はペットに対する考え方がどんどん変わってきているので、 ペットと一緒に温泉に入ったり、ペット同伴のカフェがあったり、旅行でもペット用の食事を頼むことができたりと、 ペットホテルに預けなくても一緒に旅を楽しむことができるプランが増えてきています。 今回は研修なので、無理ですが（笑） 設立ちゃん：なんだか至れり尽くせりね。 確かに私の家の周りにもペット病院がたくさんあって、とても混雑しているわ。 医療費も結構かかりそうね。なんといっても保険が利かないし。 それでも、怪我や病気はするでしょうから。 そのうちペットのメタボやストレス性なんたら～、なんていう病気がはやったりして。 起業君：実は既にあるんですよ、ペットのメタボリック。 だから最近では、ペットの運動不足を解消するためのサービス、生活習慣病を 予防するためのサービス、ダイエット支援のためのサービスが増えているんです。 設立ちゃん：なるほどねぇ。「ペットの健康」かぁ。 これはちょっと良い商機かもしれないね。 人間の健康に関するサービスは出尽し感があるけど、ペット部門はまだまだこれからって感じだもの。 それにペットは犬だけじゃないでしょ？ 猫、魚、鳥、は虫類・・・うんうん。まだまだ大企業が手をつけてないペット用のサービスは沢山見いだせそうだよ！ 博士：そうじゃの。ただし、くれぐれも飼い犬には手をかまれることが無いように注意することが必要じゃ。 やはり犬は人間ではないからのぉ。 
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