会社設立のPROトップ > 稼げる!起業アイディア>第2話
通勤途中でもらうポケットティッシュ(第2話)
労働を分け合うワークシェアリングや、部屋をシェアするルームシェアリングといった、販売でもレンタルでもない「シェアリング(共同利用)」という新たな形態について考察します。
2009年12月25日更新
第2話 通勤途中でもらうポケットティッシュ |
起業君:博士。今日通勤途中でポケットティッシュをもらったんですが、これって何かしらの広告が入ってること多いですよね。 実際、ティッシュに広告を入れるのってどのくらいの効果があるか考えたことありますか? 博士:お答えしよう。ある配布会社の話によるとラーメン店の新規開店用として割引券付きのティッシュを店前で配ったところ、百個に一人の割合で来店客が訪れたという話があるのじゃ。 また、定番業種の消費者金融会社などは千個を配布して無人契約機の利用者が一人増えればOKとしているそうじゃ。 まぁ、確率は99%~99.9%のティッシュは無料で配ったということになるな。 しかし、新聞やTVCMをすることを考えれば、費用対効果に優れているじゃろう。 起業君:なるほど、そうですか。では、更に一工夫して美容室に来てもらいたい場合、女性や若い男性をターゲットに。 住宅メーカーならば家族連れに、というふうに絞って配れば効果はより高くなりますね。 博士:うむ。それに最近では個人情報保護法によって、ダイレクトメールなどに対する批判も厳しくなってきておるからのぉ。 ティッシュにQRコードなどを印刷して、ユーザー側からのアプローチを待つ時代になってきたのかもしれんの。 起業君:うーん、なるほど。ティッシュ配りにも色々な業界の思惑が隠されていたんですね。 参考になりました。博士、ありがとうございます。 稼げる!起業アイディアを発掘!のTOPへ戻る |