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欧州遠征を終えて
サッカーの日本代表が心配です。
欧州遠征の2試合は、選手の出来が悪く、見るべきところがほとんどありませんでした。
チャレンジ精神も、ほとんどありませんでした。
初戦がボロボロだから、2戦目は先発を変えて、新たな組み合わせに挑戦するかと思いきや、
ザッケローニは同じメンバーを送り出し、無駄な時間を費やしました。
サポーター・協会・識者の中に、この状態でグループステージを突破できると、
断言できる人はいないと思います。
私は、この方向性・選手起用のままでは、99%無理だと思います。
まず、先発が固定化して、主力に危機感がありません。
結果が悪くても、再度使ってもらえるものですから、安全なプレイに終始しています。
集中力も散漫です。
控えの選手たちは、さぞやふてくされるでしょう。
何しろ、こんなひどいプレイを繰り替える先発が特権下階級化しているのですからね。
このままでは、W杯前にチーム内の雰囲気は最悪となるでしょう。
信賞必罰は、どの組織でも大切な決めごとです。
また、チャンスを与えない組織は、確実に衰退していきます。
確かに、今の先発メンバーはアジアチャンピオンになりました。
でも、現在の彼らの力量はいかほどでしょう。
香川・吉田は、所属クラブで試合に出してもらえません。
遠藤・今野はレベルの低いリーグで、チンタラ日々を過ごしています。
長谷部・岡崎はピークが過ぎて、世界レベルでは戦えません。
実際、3年前のチームの方が強かったのです。
であれば、メンバーを変えて、戦力の底上げを図らないとダメです。
2試合くらい試して、結果が出なければ、別のメンバーを試せばいいのです。
マンネリよりはましです。
もし、4-2-3-1で戦うのなら、
内田・森重・闘莉王・長友
細貝・山口
清武・本田・斉藤
ワントップに柿谷
こんなメンバーを試す必要があると思います。
私としては、本田をボランチにして、細貝と組ませたいですが。
4年前の岡田ジャパンも、この時期、最悪の出来でした。
完全に自信を失い、しかし、守備的に戦うという判断をしたお蔭で、
グループリーグを突破できました。
また、中村俊を切り捨て、本田を選択したのも、英断でした。
さて、ザック監督は、岡田さんのような現実主義者でしょうか?
要チェックです。
来月にはオランダやベルギーと戦うとのことです。
今まで通りの戦いでは、ボコボコにやられるでしょう。
でも、その結果、戦い方や選手起用を変更するのなら、悪くありません。
来年には、レギュラーがガラッと変わるかもしれませんね。
また、12月にはグループの組み合わせ抽選があります。
スペイン、ドイツ、アルゼンチン、コロンビア、ベルギー、ウルグアイ、スイスと、
開催国ブラジルがシード国となり、
オランダ、イタリア、イングランドがシードされませんでした。
その他、メキシコ・ポルトガル・フランスなどの強豪国やアフリカ勢とやるわけです。
もしかしたら、ブラジル・オランダ・コートジボワール・日本という
死の組もあり得ます。
まあ、そうなったら即死ですが、そうでなくとも、
全てが日本よりも格上なわけで、アジアの戦いと同じでいい訳ありません。
攻撃的に戦い、3戦全敗なんて見たくないです。
守備的に戦って、ベスト8の方が絶対いいです。
本田は、守備的に戦っても日本の未来はない、
W杯優勝を目指すなんて、威勢のいいこと言ってますが、
寝言は言わない方がいいでしょう。
ブラジルやドイツ、スペインと戦う場合は、イングランドやフランスですら、
守備的に戦わざる得ないのです。
宮市のスピード、香川のテクニック、本田のフィジカルを兼ね備えた選手が、
レギュラーの半数を占めた時に初めて、強豪国と攻撃的に、互角に戦えるのです。
まだまだ時間が必要なのです。
それまでは、W杯本選で守備的に戦っても、別に恥ずかしいことではないです。