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コンフェデ感想
サッカーコンフェデレーションズカップ。
日本代表は予選を3戦全敗で終えました。
予想通りではありますが、もう少し上の結果を得られたんじゃないかという
悶々とした気持ちにさせられました。
確かにW杯の予選通過は既に決めていますし、
(出場8か国で本選出場を決めているのは日本とブラジルだけ)
コンフェデはアジアの戦いに慣れきったものを、一年後に向けて、
世界基準に変えていくいいきっかけですし、
日本の課題を見つけるのにこんなにいい大会はありませんでした。
強化という意味では、最高の経験を得られたのでしょう。
ただ、選手が言っていたように、善戦しても結果を得られなければ意味ないし、
サポーター・マスコミ揃って、結果よりも強化に重点を置いていたところに、
いまだに世界の強豪国となり切れない日本人の精神性が散見されます。
まあ、日本代表が強くなり始めて、まだ10数年です。
それ以前は情けない状況が長く続いていて、アジアの舞台でも、
ボコボコにやられていたわけですから、それを思えば、
急速に強くなった日本代表を褒めるだけでもいいかもしれません。
でも、本田や香川、長友、内田など世界の強豪クラブで、
普段から切磋琢磨している選手からすると、善戦なんて何の意味もないと思う
欧米・南米のメンタリティが備わっていると思うし、
やはり彼らのような意識を持つ選手が増えてくれば、
サポーター・マスコミ含め、内容よりも結果を求める風潮になるんだと思います。
で、それこそが日本代表が更に一段階、上のレベルになるための、
一番重要な要因なのだと思いました。
南アフリカ大会でグループ予選を突破して、決勝トーナメントに進んだ日本代表監督
岡田さんのセリフを今、思い起こしています。
日本代表は技術もあるので、ガップリ四つに闘っても、そこそこ戦えるだろう。
でも、善戦はするけれども日本は負けるだろう。
だから、この大会は結果を求めるリアリストに徹して、
守備的に戦うことにしたと、そんな事を言ってました。
当時は、岡田監督の手腕を認めたくはなかったのですが、
あれから3年経過してコンフェデに参加して、ようやく納得しました。
ブラジルには全く歯が立ちませんでしたが、
イタリア戦・メキシコ戦、いい戦いはするんだけど結局負けるんですね。
岡田監督はこれを言いたかったんですね。
そして、日本代表は強くなっていると信じたいけど、
実際のところ、3年たっても、世界の立ち位置からすると、
そんなに進歩していないんですね。
これから一年間どのような成長をするのかわかりませんけど、
そう簡単に世界の強豪国の仲間入りはできないんだなあと確信できたこと。
それがコンフェデを観戦した私の感想です。
で、これからの日本代表に期待すること。
戦い方、選手の選考、いろいろ書きたいことがあって、
文章も長くなるので、次回にまわします。