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船中八策
大阪維新の会の次期総選挙の政権公約を見ました。
大阪都構想は意義がよくわかりませんし、
国民皆確定申告制度は面倒なので反対ですが、
道州制、首相公選制、参議院の廃止は賛成ですし、
資産課税の強化やTPP参加も正しいと思います。
維新の会の勉強会の参加者は2700人以上だというし、
勢いは既にみんなの党を超えましたね。
資金が集まれば、議席数は3位になると思いますね。
しかし、政権公約の名称が船中八策ですか。
幕末好きには嬉しいネーミングですね。
少なくともアジェンダよりはいいと思います。
昨日、自宅でゆっくりしていたら、
共産党のスタッフの人達が訪問してきて、
署名に協力してくれと言われました。
内容は次の二つです。
1.原子力発電から完全撤退すること
2.消費税10%は撤回すること
確かに、原発事故は怖いし、消費税アップは痛いですけど、
それだけの理由で署名するのは難しいですよね。
日本人が一定の生活水準を保つには、あるいは経済活動を営むには、
電力の安定供給が不可欠です。
火力発電は発電量も少ないし、温暖化、スモッグなど
環境によろしくないと思います。
風力や太陽光などが再生可能エネルギーが一定規模に達するまでは、
原発に頼るのは必要だと考えているのです。
消費税もそうです。
安心できる社会保障のためには消費税アップは仕方ないし、
できれば最低保証年金も実現してもらいたいです。
当然、消費税は10%で済まないでしょうが、
国民年金保険料18万円は払う必要がなくなるし、
安心料と思えば納得できます。
現状、国民健康保険料を払っていない人たちは抵抗するでしょうが、
実際問題、不公平な保険料方式から脱却できるメリットなど、
丁寧に説得していけば国民は理解してくれると思いますがね。
ただ、議員定数の大幅削減、議員報酬半減、公務員給料の削減など、
国地方ともに身を切ってからの話ですけどね。