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弱点
サッカー日本代表、久しぶりに負けましたね。
岡田ジャパンが連戦連敗していた頃の、不甲斐ない戦いぶりを思い出しました。
まあ、今回の北朝鮮戦は消化試合。
目先の勝利ではなく、今後を見据えた試験が監督の意図でしたので、
今回の負けは仕方のないことと思います。
北朝鮮の危険なフィジカルアタック、慣れない人工芝、中3日の長距離移動。
怪我をしなかったことは、喜ばしいことです。
負けは気分悪いですが、サポーターも気持ちの切り替えが必要です。
観戦のレベルを一段上げるべきステージに来たということでしょう。
さて、試合の雑感。
ザック監督は先発を6人替えてきました。
最終予選、Ｗ杯本選を考え、層を厚くしたいと考えるのは自然なこと。
4試合で3次予選突破を決めたことで、究極のアウェイでそれを試せました。
しかし、ベストメンバーから遠藤・香川・長友・本田・吉田・川島が
抜けているわけで、さすがにここまでメンバーを落とすと、
ほとんど何も出来ないということがハッキリしました。
来年の最終予選までに何試合、代表の戦いを組めるのかわかりませんが、
ベストメンバーマイナス３くらいで底上げを図るべきでしょう。
もうひとつ、ハッキリしたのが日本代表の最大の弱点、
センターバックのフィジカルの弱さです。
北朝鮮のセンターフォワードへのアーリークロス、
9割方、競り負けました。
そういえば、アジアカップでの韓国戦、豪州戦でも、
アーリークロスには散々、悩まされましたが、
一年経っても改善が見られません。
結局、今野を使っている限り、吉田一人で競らないといけない訳で、
最終予選でも必ず綻びが出ると思います。
日本相手に最終ラインからつないでくる戦いは、
どのチームもしないでしょう。
私が相手監督ならフィジカルの強いセンターフォワードに向けて、
どんどんアーリークロスを上げさせます。
コボレ球を拾ってミドルシュート、あるいはサイドに展開する。
そんな戦い方を選択するでしょう。
中盤に強みを持つ日本の土俵では戦わず、
高さに弱点を持つセンターバック相手に勝負を仕掛ける方が、
高確率で勝ち点を取れますからね。
やはり、今野を使うのは3-4-3に限定した方がいいでしょう。
4-5-1を基本とするなら、早いところ、吉田のペアを再考すべきです。
私なら闘莉王を復帰させますね。
セットプレーも格段に得点力が増すし、いいことずくめですよね。
闘莉王・吉田のセットならＷ杯出場確率90％、
吉田・今野のセットならＷ杯出場確率70％ですね。
ちょっと危ないです。
