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議論
明後日から当事務所もお盆休みですが、
周囲は完全なお休みモード。
家族もプールだ、映画だ、またプールだと、
楽しいオーラが立ち昇っています。
家の近くにある実家には、実弟と子供たちが里帰りしていまして、
うちの娘は従兄弟と遊ぶために連日、実家に宿泊しています。
顔を合わすのは夕食時のみですが、
寝るとき、親に会えなくて寂しいみたいな気配は全く無しです。
私も早くプールで遊びたいな。
停滞しきっていた国政が、お盆休みを前に、ようやく動きました。
子ども手当が廃止、高速道路無料化も廃止、
高校授業料無償化と戸別所得補償制度は見直しと、
総選挙の際の民主党マニフェストの看板政策が、
どんどん消えていきました。
中にはいい政策もあるのですが、菅内閣の不手際も手伝い、
自公が態度を硬化させている中では、仕方ないことなのでしょうね。
特例公債法案の可決は確定、あとは再生エネルギー買取法案ですね。
早いこと議会を通して、菅総理にお辞めいただいて、
被災者対策と復興と消費税と・・・、
沢山ある難題に手をつけてもらいたいですね。
でも、菅さんが辞めなかったら、みんな怒るだろうなあ。
まあ、全国民を敵に回すことはしないでしょうけど。
となると、次の総理が誰かということに注目が集まります。
放射能汚染問題、震災復興対策あたりは誰がやっても同じというか、
同じように全力を尽くさなければなりませんので、
やはり、財政再建のための増税への対応が大きな争点になりそうです。
というか、消費税や社会保障改革、生活保護給付の見直しが、
今回の争点にならないようでは、
民主党は未来への責任を果たすという結党の理念を失ったということです。
10年後の日本、20年後の日本がどのような形になっているのか。
人口はどのくらいなのか?外国人経営者の数は?
GDPは?自治体の数は?産業構造は?
そういったことを予測した上で、日本はこうあるべきだ。
税や社会保障の負担はこの程度にすべきだ。
公教育はこうあるべきだ。中国との関係はこうあるべきだ。
そのような論戦を聞いてみたいものです。
現状を小手先で修正するような議論は誰でもできますからね。