会社設立のPROトップ > ブログ > 2011年7月 >7/25
国民栄誉賞
なでしこジャパンに国民栄誉賞授与を検討しているとの
記事を見ましたが、正直言って、複雑な気持ちをもっています。
国民栄誉賞授与の目的は、広く国民に敬愛され、
社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があった方に対して、
その栄誉を讃えることです。
確かに、W杯優勝は凄いことだとは思いますが、
女子サッカー界の競技人口は少ないし、
広く国民に敬愛という定義にも合致しない気がします。
マスコミが新聞を売るため、視聴率を稼ぐためにブームを作り出しましたが、
一過性に終わる可能性も大きいです。
これまでのスポーツ界での受賞者を見ると、
野球から王貞治、衣笠祥雄。
柔道が山下泰裕。相撲が千代の富士。マラソンの高橋尚子。
高橋尚子は別としても、やはり、業績の継続性において、
大きく格が劣ると思います。
どちらかというと、競技を引退した後に、その功績を称えるために
授与するというのが正しいと感じます。
私は、なでしこジャパンよりも授与に相応しいスポーツ選手は、
数多くいると思います。
競泳の北島康介。オリンピック2回連続2種目金メダル。
柔道の野村忠宏。オリンピック前人未到の3連覇。
野球のイチローなんて、ありえない記録をたくさん持ってますよが、
現役中という理由で固辞しました。
また、団体競技でも受賞できるならば、
あれだけ盛り上がった、WBC日本代表チームの2連覇はどうですか。
アテネオリンピック体操男子団体金メダルも凄いですよ。
東京オリンピックの女子バレー東洋の魔女はいかがでしょう。
でも、当時は団体競技に国民栄誉賞なんて声はありませんでした。
やはり、今回は授与見合わせが、内閣の良識というものです。
それとも、受賞の絵でもって、人気回復を図ろうなんて、
姑息な魂胆で授与しちゃうのでしょうかね。
ここ一週間くらい、猛烈な暑さから開放されて嬉しいのですが、
8~10月は暑さが長く続くようです。
先日の土用の丑、いつもの通り、スーパーでウナギを買ってきて、
食べたのですが、やはり、電子レンジでの暖めだとおいしくないです。
今まで年に一回の恒例行事だと思い、あまり、文句を言わなかったのですが、
流石に、この不味さは我慢の限界を超えました。
しかも1,500円!
工夫をしないと、勿体ないですね。
で、ネットで調べてみると、やはり、直火で香ばしさを甦らさないと、
ダメみたいですね。
網焼きがいいそうです。
でも、片付けが面倒なので、外食の方が賢いかもしれませんね。