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リーダーシップ
電力不足が懸念される今夏の節電対策として、様々な案が出ていますが、
意外だったのが、サマータイム制度に大した効果がないことです。
休日分散化による節電効果の10分の1程度の節電に留まるようです。
確かに、銀行や株式市場の営業時間を変更できない以上、
1~2時間程度始業を前倒ししても、結局、
電力消費のピーク時間にはかぶりますし、
サービス残業が増えでもしたら、かえって電力消費が増すかもしれませんね。
となると、やはり効果的なのは休日分散化ですね。
300~400万キロワット程度の節電が期待できるようです。
でも、役所が月~金の9時~17時で固定されてますので、
簡単に休日分散化できない業界もあるでしょう。
工場の夜間操業もいいかもしれませんが、
労働者の体調管理が大変になりそうです。
パチンコ屋の輪番休業、自動販売機のストップなど、
話題の節電対策は多々ありますが、財産権の侵害にもなりかねないので、
政府のリーダーシップが欠かせません。
新聞などで、各種団体・業界の節電プランは、よく目にしますが、
政府の考え方は、ほとんど伝わってきません。
もう来週からは5月です。
気温も上がり、早々に対応策を国民に周知する必要がありますので、
強烈なリーダーシップを取れないのならば、早く総辞職してほしいです。
折りしも、近々に自民党・公明党が中心となって、
内閣不信任案と問責決議案を提出するようです。
ここで、小沢系など反執行部や中立派は不信任案に同調するのでしょうか。
ここ数ヶ月連戦連敗の菅内閣ですが、統一地方選挙の惨敗を鑑みて、
もはや国民の大多数は、菅総理大臣に復興の音頭はとって欲しくないと思っています。
本当のところは、民主党そのものに存在意義を感じていませんが、
差し当たり、内閣総辞職してもらい、
自民党・公明党に総選挙までの2年間、政権担当してもらうといいでしょう。
元々、民主党は菅・鳩山の二枚看板でスタートし、
小沢が加入して、いわゆるトロイカが政権交代を達成しました。
ただ、この3人は政権交代後の2年間で完全に国民の信頼を失いました。
鳩山による日米外交の失敗、故人献金、小沢のスキャンダル、
菅による日中外交の失敗と震災対応の不手際。
とにかく、この3人はアウトです。
優秀な若手がいるかどうかわかりませんが、
現状は政権を担当できる力量はないでしょう。
やはり、禅譲しか道はありません。
さて、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」という
長ったらしいタイトルのビジネス書が、アニメ化されました。
以前から、とても気になるタイトルだったので、読みたかったのですが、
あのオタク系の表紙が恥ずかしくて、購入をためらっていました。
NHKで今週来週と連続放映されるので、録画しておいて、
週末にまとめて観ることにします。
楽しかったら、恥ずかしさを押し殺して、買いですね。