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デモ
静岡県御前崎市にある原子力発電所の運転停止を求める市民集会が、
東京であったようです。
先月にはドイツなどでも原発反対デモがあったようですが、
こういった感情的な動きには賛成しかねます。
おそらく日本国民の大多数がそうだと思います。
まず、必要となる電力需要量をどの程度に想定し、
その上で代替エネルギーをどうするのか考えないで、
放射能が怖いというだけで動くのは、大人の行動ではありません。
また、電気使用量を今の半分に落とす不便な生活を耐えられるのか、
火力発電に戻して地球温暖化を加速させる気なのか、
どうも、原発反対デモの参加者の考えが浅いように感じます。
とにかく、今は原発反対集会を開いて、社会不安を増大させてはダメです。
放射能問題の早期解決、万全の安全対策、被災者の支援が最優先です。
それらが解決した上で、日本国民のライフスタイルに対する考え方を議論し、
電力需要をどの程度に設定するかを考えなければなりません。
次のステップが、代替エネルギーです。
太陽光発電が最有力ですが、少なくとも全世帯の半数以上が導入した上で、
蓄電技術の向上も必要でしょう。
脱原発を訴えるのも結構ですが、日本の国力が半分になり、
国民が不便な生活を甘んじて引き受け、
子々孫々に貧しい生活を相続させる気概があるのか、
是非、自分自身に問うてみてもらいたいですね。
さて、明日からプロ野球が始まりますね。
野球で東北を元気付けるなんてのは、今でも思い上がりだと思いますが、
とはいえ野球人は野球をしないと生活もできないし、
社会貢献もできないのも事実です。
是非、スタジアムを満員に出来るように素晴らしいプレイを見せてもらいたいですね。
その上で、試合開始前などに募金活動をするも良し、
高額所得者はヒット一本10万円の寄付をしてもいいでしょう。
プロ野球選手ならではの、復興支援を頑張ってもらいたいです。
ナイターやドーム球場の電力問題については、電源車を配備して、
極力、住民生活に影響が出ないように配慮してもらいたいですね。
でも、私は今シーズンはなるべくデーゲームを増やしてもらいたいです。
昔、MLBシカゴ・カブスのオーナーは「野球は昼間に行うスポーツだ」という
固い信念を持ち、ホームのリグリーフィールドには照明設備を付けませんでした。
時代の流れには逆らえず、現在のリグリーフィールドには照明設備がありますが、
私も野球に限らずスポーツは極力、昼間にやるべきと考えています。
電力不足というやむを得ない事情があるのですから、
今年一年くらい、頑張ってみる価値はあると思いますがね。