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被災地支援
日本経団連が、風評被害に苦しむ福島・茨城の
農家支援に乗り出す模様です。
会員企業に野菜を大量に買ってもらい、社員食堂で使ってもらうそうです。
出荷制限がかかっていない作物でさえも、今は買ってもらえず、
本当に厳しい状況ですから、とても良い話です。
まさに日本経団連の大英断でしょう。
折りしも本日、福島県産原乳と群馬県産のホウレンソウとカキナの
出荷制限が解除されたわけですが、
簡単に消費者や小売業者のマインドは変わりません。
私も、自分自身は食べても、子供には食べさせられないでしょう。
政治には、まさに今、経団連のような決断を求めたいですね。
議員食堂では被災地支援カレーということで、福島県産のニンジンとジャガイモを
使っているようですが、まだまだ発信力が足りません。
政治家は風評被害に苦しむ地域の食材を
メディアの前でどんどん食べればいいんですよ。
菅首相はぶら下がり会見で、実行すべきです。
カイワレ大根以上の食いっぷりを期待しています。
枝野官房長官なんか、若いんだからガツガツ食べられそうです。
また、全ての国会議員が地元に戻って、風評被害に苦しむ地域の食材を
食べる姿を見せて、安全性をアピールすればいいと思います。
ちょっとは日本経団連を見習って、被災地救済に乗り出しましょう。
そこまでやってくれれば、私も安心してガッツ食いできますね。
さて、内閣府が発表した3月の景気ウオッチャー調査は、
現状先行き共に20ポイント以上の下落で、過去最悪の落ち込みでした。
リーマンショックのときの落ち込みも酷かったですが、
今回は生産設備が破壊され、電力が不足し、放射能の風評被害もあり、
危機レベルが段違いです。
過度な自粛は経済に悪影響だから、普通に生活できる人間は、
普通に生活しろという評論家の意見もありますし、
私自身も普通に生活しているつもりですが、
将来不安が多少和らがないと、カラ元気を出すにも厳しいものがあります。
とにかく、みんな不安を感じています。
また、これからは不公平感も出てくる頃合いです。
やはり、ここでも重要なのが政治の力です。
放射能問題もそうですし、電力問題もそうですし、
被災者支援や経済対策もすべて関連しますが、まずは、
正確な情報公開と復興へのロードマップ策定をキチンとやってもらいたいです。