会社設立のPROトップ > ブログ > 2011年3月 >3/15
報道
ヤフーニュースの視聴者コメントで良い意見がありました。
各テレビ局は金太郎飴みたいに同じ内容のニュースを垂れ流すのではなく、
役割分担をして、有益な放送を目指すべきというものです。
まさに、その通りだと思います。
各局、最大公約数的な特色のないニュースネタで、
震災当初は気にならなかったですが、
だんだんと、薄っぺらい報道姿勢が目に付くようになりました。
今こそ、各テレビ局は協力して、
主管官庁である総務省や官邸の指導力を発揮して頂いても結構ですが、
もっと意味のある報道を目指してもらいたいです。
例えば、日本テレビは原子力発電や放射能に特化した内容、
TBSは避難所の生活や募金、ボランティアに関するもの、
フジテレビは停電情報や電車、道路等の交通情報、
NHKは官邸の動きなどの総合放送、
テレビ朝日はガソリンや食料品等の安定供給の関する情報番組などなど。
各局が特化すれば、こんなにも深みのある情報を国民に伝えることができるのです。
それが、物資の買占めの排除、国道におけるガソリン購入渋滞の解消などに繋がり、
ひいては、民心の安定や被災地への輸送物資の充実につながるのです。
これができたら、日本のマスコミは凄い、日本の政治は凄いと、
海外の評価が高まることでしょう。
是非、報道各社、霞ヶ関、永田町、官邸には英断を期待したいです。
それにしても、ガソリン渋滞が多いですね。
車で神奈川、東京、千葉の幹線道路を走りましたが、
開いているガソリンスタンドは3割程度でした。
エネオスのクローズ割合が高かったですね。
シェア5割なのに、スタンドが8割方閉まってました。
まあ、千葉や仙台の製油所に被害が出ましたが、
地震前までは製造してもガソリンが売れないので、
各製油所とも稼働率7割程度で操業していたわけですから、
被害のなかった製油所の稼働率を1割程度上げれば、
供給量はまったく問題ないのです。
結局、パニックに陥っている国民の一部が、ガソリン渋滞を引きおこし、
スーパーで買いだめをしているだけで、
来週あたりにガソリンスタンドが全店開業し、
スーパーの陳列棚が一杯になれば、いくらパニックの度合いがひどくても、
まあ、これ以上の無駄遣いはしないでしょうから、
徐々に社会全体で落ち着きを取り戻すと思われます。
ここでも、テレビ局の強力が求められます。
物資は豊富にあるということを宣伝し、
ただ、被災地に送るために、買いだめは慎むようにアナウンスすべきでしょう。
それに、民心を安定させるために、ムダに国民を不安にさせるような、
事故映像はそろそろ控えた方がいいでしょう。
とにかく、今、一番大切なのは原子力発電所の放射能問題と被災者の安全対策、
次に、電力の安定供給と公共交通機関の安定が大切でしょう。