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モラトリアム
全国の2月の企業倒産件数が987件で、前年同月比9.4%減だったそうです。
倒産件数が1000件以下になったのは、2005年9月以来で5年5カ月ぶりとのこと。
中小企業金融円滑化法や緊急信用保証制度により、
何とか生き延びている中小零細企業が多いということでしょう。
なんでも、この特例措置によって、約30兆円もの融資に猶予がついたそうです。
ただ、中小企業金融円滑化法の再延長は慎重に行うべきです。
経営者側のモラルハザードが心配ですし、
延命処置だけでは倒産を先送りしているだけで、結果的に、
金融機関や公的機関の不良債権金額が増えるだけで終わるかもしれません。
このままでは、ジリ貧です。
とにかく、資源高、円高、株安はしばらく続きそうですし、
国債格付け低下による長期金利上昇も、視野に入ってきました。
また、消費税増税も不可避で、消費の拡大も望めそうにありません。
まずは、政府による、実効性のある景気回復対策が急がれます。
そして、環境分野・介護分野・エネルギー分野に対する補助金拡充などで、
新規有効需要の掘り起こしを図ってもらいたいです。
また、企業の側でも、合併、競争力強化などの抜本的対策が急がれますし、
時代に合わない業種・業態・経営手法にしがみついていても、
未来は見えてこないと思います。
本当に知恵を絞って、寝る間も惜しんで働かないと、
生き残っていくのは厳しいのでしょうね。
最近、寒くなったり、日中暖かかったり、雪の中を歩いたり、
体調を崩し、風邪をひいてしまいました。
薬を飲んで、早めに休むことにします。
というわけで、早朝のチャンピオンズリーグ一回戦、
バルセロナ・アーセナル戦は、観戦できなかったのですが、
バルセロナが順当に勝ち上がったようです。
記事では、アーセナルはシュート0本に終わったようです。
おそらくボール支配率も70%を超えたのでしょう。
ファン・ペルシの退場により、試合が壊れたとの批判もありましたが、
結果は、妥当すぎるものでしょう。
サッカーはラグビーなどと比べ、紛れの多いスポーツで、
実力の劣るチームが勝ち上がることも多いですが、
(昨年、インテルがバルサに勝ったのもそうですが、)
今年のバルセロナを倒すのは、かなり厳しそうです。
マンチェスターU、ミラン、チェルシー、レアル、
どのチームも勝利するイメージがまったく沸いてきません。
バルセロナ、史上最高のチームとの評価は間違いないですね。