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日韓戦
サッカー日韓戦は面白かったです。
後半途中から日本の足が止まって、防戦一方になりましたが、
岡田ジャパンのときに毎回感じたもどかしさやふがいなさは
ほとんど感じることはありませんでした。
以下、感想を思いつくままに書いてみます。
1 審判が試合を壊しかけた。
私は日本戦しか見ていませんが、毎度毎度、おかしなレフェリングなのでしょうか。
ファウルの基準がバラバラです。
ちょっと体に手を掛けただけで、ちょっとバランス崩しただけで、
笛を吹くシーンが多すぎです。
倒れても簡単にファウルをもらえないようなレフェリングを継続しないと、
アジアのレベルは止まるでしょうね。
それに、PKの判定はひどすぎです。
パクチソンもプレミアではPKもらえないプレイだとわかっているでしょうし、
岡崎のPKもありえない判定です。
日韓戦だから最後までモチベーションが落ちませんでしたが、
他の試合だったらどうなっていたことか。
2 岡崎・長友・本田は凄かった。
日韓戦の本田は冴えてました。
というか、本田は相手が強豪でないと、実力が出ないのかもしれませんね。
韓国ディフェンスに脅威を与えていたのは明白でした。
これで、香川の出来が良かったらワールドクラスの攻撃陣なのでしょうが、
なかなか簡単ではありませんね。
そして、岡崎・長友には、本当に驚かされます。
なにしろ、全試合でハイパフォーマンスです。
運動量しかり、決定的な動きしかり、言うことナシです。
3 香川はまだまだ。
残念ながら、香川は条件が揃わないと、ハイパフォーマンスをできないのでしょう。
屈強なトップが存在し、ポジションはトップ下、最低限、この条件がないと、
危険な選手とはいえないのかもしれません。
本田はワールドカップで1トップをこなしました。
香川もトップ下だけでなく、サイドもこなせないと、超一流ではないでしょう。
ボール持ちすぎ、判断遅く、低評価です。
4 今野に代表のセンターバックはきつい。
岩政が外につられたときの、身長のミスマッチは致命的でした。
得点こそ取れれませんでしたが、かなりのシーンで競り負けてました。
最後の韓国のパワープレイの際も、数は足りていても、
高さで負けていたので、最後の失点につながりました。
中澤・闘莉王は別格でしょうが、彼らがいないときには、
吉田と岩政のペアのコンビ強化に時間を割いた方がよさそうです。
長谷部を中心とするボランチは強力なので、中央を突破されるシーンは少ないです。
やはり弱点は、センターバックの背後へのロングボールと、
終盤のパワープレイ対策でしょう。
と、こんな感想です。
それにしても、韓国の体力は尋常ではないですね。
前半、体力温存を目的に押さえ気味に入ったので、日本に押し込まれましたが、
パワープレイに切り替えた後半は、空中戦、セカンドボール対応、走力で、
日本を圧倒していました。
交代する選手選択も、タイミングも巧かったというのは、ありますが。
逆に、日本の選手交代は疑問符が付きます。
細貝はOKですが、伊野波・本田拓の投入は、タイミングも含め、
ほとんど効果ナシでした。本田拓はマイナスでしかありませんでした。
私なら、勝ち越したタイミングで、前田から李へチェンジ。
長谷部の足がつった段階で、柏木と交代ですね。
やはり、20分間も自陣で守り続けられるメンタリティは、
まだまだ日本にはありません。
韓国のロングボールの精度を落とすこと、
カウンターの体制を整えて韓国にプレッシャーを与え続けておけば、
120分で決着をつけられたと思います。