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違憲
参議院議員選挙の選挙区間の「1票の格差」5倍は違憲との
東京高裁判決が出ました。
比例代表の部分がありますので、選挙そのものが違憲あるいは
無効とは言い切れない面もありますが、やはり、
早急に解決しなければならない問題だと思います。
道州制の導入すら議論されている現在、
一県に最低一議席を配分するやり方は時代遅れだと思うのですが、
いかがでしょうか。
比例代表部分の議席減は、少数政党の反対で実現が難しいかもしれませんので、
近隣選挙区の合区によって、格差是正を図るのがいいかもしれません。
しかし、一県一議席を維持したいのなら、格差2倍以内になるように
大都市県の議席増を認めるべきでしょう。
その分、比例代表選出の議席を減らすべきです。
まあ、どちらのやり方でも結構ですが、
違憲判決が出てからも、制度の問題点を解消する努力を怠るなら、
国会の存在意義が問われるでしょう。
早急に対応してもらいたいところです。
私は以前から、政権交代すれば、シガラミが減って、
選挙制度の矛盾解消や公務員制度改革、企業献金の廃止など、
かなりのスピードで改革が進むものだと思っていました。
しかし、民主党政権になってから、外交の失策が続くし、
民主党からどんどんクリーンさが失われているように見えるし、
政策もバラマキだらけで、「未来への責任」という
以前の民主党のキャッチコピーからは大きく外れているように思われます。
岡田幹事長とか、前原外相とか、事業仕分けの蓮舫さんや枝野さんなど、
頭もいいし、考え方や行動も立派だと思うのですが、
どうも民主党という船全体で見ると、公務員をまとめられず、
統治能力に欠けるというか、
外交戦略に欠けるというか、
どうにも頼りないです。
これは、自民党ベッタリで利権にしがみつく官僚のサボタージュなのか、
民主政権を敵視するマスコミの世論操作により、
そう思い込んでいるだけなのか、よくわかりませんが、
何にせよ、この一年間、明るい話題が少なく、
希望ある未来がイメージできないのは、問題です。
就職の内定が取れない高校生大学生なんて、本当にかわいそうですね。
結果の出せない国会議員・地方議員・公務員は期末手当返上して、
懺悔してもらいたいところです。