高速道路
新しい高速道路料金が発表されました。
ムチャクチャな内容で、唖然としました。
遠距離を走る場合は、かなり安いそうで、
鉄道や高速バスなどから、反発が出るのは当然でしょう。
また、近距離は値上げなので、恩恵を受ける人は少数でしょう。
それ以上に気に入らないのは、
浮いた財源を高速道路建設費用に回すことです。
浮いた財源を国際ハブ港湾やハブ空港にまわせば、
国際競争力の向上に期待が持てます。
スマートグリッドや電気自動車でもいいでしょう。
私自身は高速道路料金やガソリン税は高くてもいいと思っています。
ただ、歳出面において、環境や子育てや経済成長戦略など、
未来に責任を持てる政策を実現してもらいたいです。
費用対効果の薄い高速道路建設を優先する国土交通省や
それを抑えられない前原・鳩山には、ガッカリです。
今回の発表は、公約との整合性も成長戦略も環境への配慮も全く無く、
民主党政権の存在意義に、かなり疑問を持ちました。